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ウソつきが集まる屋敷

1名無しさん@2周年なのん:2016/10/05(水) 01:55:10 ID:384B4nD1
ここはウソつきが集まる屋敷













ではない

2予備軍 ◆QyAk6kZuQ9Ac :2016/10/05(水) 03:55:23 ID:235h716w
まず屋敷ってのかうそ

3Awn ◆AwnAwnAwnA :2016/10/08(土) 00:14:01 ID:Oxo6nZ3c
ある嘘つき者がいる。
ここに嘘つきの集う屋敷がある。
嘘つき者は考える。
「もしこの屋敷に入ると、[私は嘘つきである]ということがバレてしまう。私は[私が嘘つきである]ことに嘘をつかねばならない。」(★A)
嘘つき者はこの屋敷には入らなかった。
他の嘘つき者も同じ考えのもと、この屋敷には入らなかった。

こうして嘘つきの集う屋敷には誰一人として入らなかったのである。
では、この屋敷は誰が誰のための建てた屋敷なのだろう?
ある正直者が聞きました。
「この屋敷は誰が建てたのですか?」
外にいる嘘つき者は「私が建てました」と声を揃えて言う。もちろんこれは嘘である。
ところが一人だけ小さな声で「私は建てていません」という者がいた。この者は嘘つきであるが建てたことは事実である。
するとどうだろう、嘘つきの集う屋敷は嘘つきが建てた。ゆえに[嘘つきの集う]屋敷は嘘だということで、屋敷へと入る嘘つき者がどんどん増えていった。

正直者は用事を思い出し屋敷を去った。代わりに一人の嘘つき者が屋敷の前に近寄る。

屋敷の前の嘘つき者は考えた。
「今、嘘つきの集う屋敷にいる人間は嘘つき者なのか?」
(★A)によると、屋敷にいる人間はそもそも居てはいけないことになる。しかし屋敷の中には人間がいる。ということは、この[嘘つきの集う]という言及こそが嘘ではないか、つまり[嘘つきでない者が集う]屋敷ということである。もし嘘つき者であれば、[嘘つきでない者が集う]屋敷へは入ることができる。しかし、そのようなことであれば正直者こそがこの屋敷へ入るべきである。だが、正直者は[嘘つきの集う]屋敷へ入ることはない。

屋敷の前の嘘つき者は、別の正直者を呼び、この議題を考えてもらうことにした。
「私は正直者だ。正直者がゆえに[嘘つきの集う屋敷]へは入ることができない。しかしこの館には人間がいるのは事実。従って、私の考えるに屋敷にいる人間は嘘つき者である。と同時に、屋敷入らない人間は嘘つきではない。」

屋敷の前の嘘つき者は混乱しその場に座り込んでしまった。



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0ch+ BBS 0.7.4 20131106