ぶたさんのけいじばんへいらっしゃいだお(´・ω・`)

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男「俺の家に悪霊(女)がでちゃった。嬉しいな」

1名も無き豚民:2016/12/05(月) 12:04:36 ID:PWZUHFzF
タイトルから察した奴もいるだろう。 
そう、俺の家に悪霊がいた。 
それは、学校から帰る途中でゲーセンで遊びまくった後夜中に帰宅した時の 
出来事だった。 

男「ただいまー…って誰もいないか。トイレ行こう」ガチャ 

ガタン 

男「何か音がした?」 

ガタンガタン 

男「…?」 

ガタンガタンガタン 

男「あーもう!人がせっかく気持ちよく排泄してんのに、誰だ!?」ガチャン 

悪霊(女)「呪ってやるー!!」 

男「…」ニヤリ 

2名も無き豚民:2016/12/05(月) 12:05:55 ID:PWZUHFzF
なんかいつのまに立てられてたwwwwスレの立てすぎ状態だったのにwwwwでは続き 


悪霊(女)「(に、ニヤリって…)アンタヲノロッテヤル…ノロウノロウノロウノロウノロウノロ…」 

男「うるせぇ。黙れ」 

悪霊(女)「!?」 

男「まぁいい。こっちきて座れ」 

悪霊(女)「こいつ…ナメヤガッテ…」 

男「なんだよ。早く座れ」 

悪霊(女)「…ノロッテヤル…ノロッテ…!?(なに!?呪詛が…)」 

男「おいどうした?」 

悪霊(女)「ク…(なんか力が抜…けて)」フラ… 

男「おい、大丈夫か?」

3名も無き豚民:2016/12/05(月) 12:06:43 ID:PWZUHFzF
幽霊「…何ですか…この姿…!?まるで女子中学生・・・口調まで…」 

男「へへ…どうだ?気分は?」 

幽霊「まるでナマコを丸ごと飲んだ気分です…何したんですか?」 

男「俺のお祖母ちゃんは神社で巫女やっててな。このお守りを持っていると 
俺に憑いた悪霊の力を丸ごと浄化させた上に性格と姿を人間の時の 
物にするのさ」 

幽霊「く…なんですかそのご都合アイテムかつ私的にもありがた迷惑な 
道具は…」 

4名も無き豚民:2016/12/05(月) 12:09:18 ID:PWZUHFzF
男「俺からつき離れれば元に戻るぜ。俺を呪えないがな」 

幽霊「…無理なんです」 

男「?」 

幽霊「悪霊って言うのは憑いた相手を呪わない限り離れられないんです…」 

男「めんどいな。[ピーーー]」 

幽霊「ガビーン」 

男「…(こいつ、何かかわいい…やべぇ…俺の僅かなS心が…)なぁ、 
犯していいか?」 

幽霊「(このお兄さん…いやこの人、危ない!怖い!)」 

5名も無き豚民:2016/12/05(月) 12:10:11 ID:PWZUHFzF
幽霊「それでこれからどうするんです?私、一生憑きますよ」 

男「いいねぇ。かわいい幽霊と一生同棲か」 

幽霊「ヒィッ」 

男「…冗談だ。引くな」 

幽霊「…それにしても、なんでです?」 

男「何が。こんなにイケメンなことか?」 

幽霊「一遍死んでください」 

男「うわ…傷ついたな…でも、すでに死んでるお前に言われたかねぇよ。 
地獄行っちゃえ」 

幽霊「ガビーン」 

6名も無き豚民:2016/12/05(月) 12:17:28 ID:PWZUHFzF
男「で、何が聞きたいんだ?」 

幽霊「あ、えっと…なんで私が来たのに怖がらなかったんですか? 
描写がされないほどグロかったんですよ、姿が」 

男「描写云々は突っ込むな。いや、だからだからお守りが…」 

幽霊「でも、それが効かなかったら?普通ならある程度の 
恐怖が生まれるはずなのに…」 

男「…いや、慣れてるんだ。こういうことにはさ…」 

幽霊「!(やっぱり…只者じゃないんですね…)」 

男「…嘘だけどな」 

幽霊「すいません、あなたには普通が通用しないことを 
考えてませんでした」 

男「幽霊とか悪霊って時点でお前も普通じゃないな。 
人のこと言えないだろ。馬鹿だな。アホだな。狂ってるな」 

幽霊「ガビーン」 

男「ガビーンガビーンうっせえよ。死んでしまえばいいのに」 

幽霊「もう死んでます」

7名も無き豚民:2016/12/05(月) 12:17:59 ID:PWZUHFzF
男「さて、お前をいじめるのも飽きたから寝よう」 

幽霊「エグッ・・・ひどいです・・・」 

男「酷くない」 

幽霊「酷いですぅ・・・」 

男「・・・かわいい」ニヘラァ 

幽霊「(変態です・・・この人は細胞の隅々まで変態です・・・)」 

男「さて、寝ようか。さぁ、俺の胸に飛び込め、幽霊。優しく愛でてやる」 

幽霊「心のそこから死んでください」 

男「布団OK」 

幽霊「スルーですか。ではお休みなさい・・・」ヒュン 

男「消えた・・・そう言う仕組み?なるほど。霊は寝るとき憑いた人間の睾丸に納まると。ふーん」 

幽霊「毛穴の隅々から嘔吐しそうな事言わないでください!」 

男「うぎゃぁぁぁ!!」 

幽霊「!(・・・怖がってくれた・・・///)」 

男「睾丸から人が!そしてたとえがキモス」 

幽霊「・・・エグッ」ヒュン 

男「・・・ああ。又消えた。疲れたから寝るか」 

こうして俺達の初夜はオワリを迎えた。 

そして・・・最初こそ俺が優位だった・・・ 


だが俺の苦労はここからだった・・・ 

8名も無き豚民:2016/12/05(月) 12:18:17 ID:PWZUHFzF
幽霊「お・・・い」 

男「ん・・・」 

幽霊「お・・・き・・・さい・・・」 

男「く・・・ふぅ・・・」 

幽霊「おきて・・・ください!」ドガッ 

男「ぐはぁっ!!」 


男「モーニングコールならぬモーニングショットを喰らって頭がずきずきする・・・」 

幽霊「起きないからです」 

男「死んでるからな」 

幽霊「うそっ!?仲間!?」 

男「嘘」 

幽霊「エグッ・・・又嘘ついた・・・」 

男「なくな。朝飯だ」 

幽霊「うえぇぇぇぇん!!」 

男「!?いや俺普通に・・・」 

幽霊「幽霊は物が食べられないと知ってるくせにぃ・・・」 

男「いや知らなかったから!ごめんなデリカシーなくて。だから俺だけ飯食ってるわ」 

幽霊「エグッ・・・それはそれで・・・」 

9名も無き豚民:2016/12/05(月) 12:18:40 ID:PWZUHFzF
俺「ふー、食った食った」 

幽霊「くぅ・・・私もトースト食べたい・・・」 

俺「それじゃ蘇れ」 

幽霊「いや無理ですから」 



男「しかしあれだな。何で学校にくるんだ?」 

幽霊「あなたに憑いてるからです」 

男「ふーん。憑いてるんだなぁ」フニッ 

幽霊「ミヒャァ!」ビクッ 

男「うわ!なんだよ、ほっぺ軽くフニッてしたぐらいで」 

幽霊「しないでくださいそんなこと!・・・ていうか何で触れるんですか?」 

男「もう死んでるから」 

幽霊「もうだまされません」 

男「・・・クソッ・・・」ゴゴゴ・・・・ 

幽霊「なんか雰囲気がとても怖いです」 

10名も無き豚民:2016/12/05(月) 12:19:34 ID:PWZUHFzF
俺「さーて・・・尻さわろうかな」 

幽霊「殴られてもいいなら」 

俺「呪い使えよ」 

幽霊「使えないようにしたのはあなたです」 




男「ほら、学校だ。俺のクラスの教室だ」 

幽霊「わー、人がいっぱいですね」 

男「当たり前。却下。ボケとして最悪」 

幽霊「ぼけていません!」 

男友「おい。なにしゃべってるんだ」 

男「へ?幽霊」 

幽霊「えー、ちょっと・・・そんなストレートに・・・」 

男友「そうか。幽霊か。仲良くしろよ」 

男「OK!」 

幽霊「えぇぇぇええぇぇ!?」 

男「な、俺たちの絆は本物だ」 

男友「やっぱあいつ変態だよ・・・妄想癖あるよ・・・友達やめようかな・・・いじめようかな・・・」ボソ 

男「ほらな。絆を学べたか?」 

幽霊「人の絆がとてももろいことを学びました。」

11名も無き豚民:2016/12/05(月) 12:19:54 ID:PWZUHFzF
女「ねぇ、ちょっといい?」 

男「うわぁ、変態!?」 

女「誰が変態よっ!?」ドガッ 

男「ウヘッ!」 

女「まったく・・・あなたはやっぱり狂ってるわね」 

男「女にはいわれたかねぇ」 

幽霊「誰ですか、この人?」 

男「こいつ?俺の幼馴染。若しくは逆DVキング」 

女「誰が逆DVキングよ!」 

男「うわ!い、いやDVっていうのはDカップナイス・ヴァディの略だ」 

女「無理ありすぎ!そしてそれで逆だったら貧乳に・・・貧乳・・・ヒンニュウ・・・ぬぁぁぁぁ!」ドガッ 

男「ウガハッ・・・てめ・・・金的・・・」 

女「それより・・・その・・・誰と話しているのよ・・・」 

男「え!?いや・・・独り言・・・」 

女「・・・嘘つき」 

男「へ?」 

女「そこに、幽霊」 


男「うん・・・え・・・えぇぇぇぇええ!?」

12名も無き豚民:2016/12/05(月) 12:20:10 ID:PWZUHFzF
俺「な、何で見えるんだよ!?」 

女「霊感あるから。あ、幽霊ちゃん。よろしく」ペコリ 

幽霊「こちらこそ」ペコリ 

男「なにあいさつしあっているんだ!?慣れるな!はぁ・・・俺は世界一の不幸者だ」 

幽霊「不幸者?なんでですか?」 

男「お前を好き勝手犯せない」 

女「ちょ・・・あんた最低!!死ね!!いやころころす!」 

男「え、ちょ、ま・・・冗談・・・嫌冗談だって・・・い、いやぁぁあぁ!!しにたくねぇぇぇ!」 

幽霊「待ってください!」 

女「幽霊ちゃん!?」 

幽霊「ころころすのはやめて・・・せめて・・・せめて96%ころころしぐらいに・・・」 

男「俺の行きのころ道はどこへ?」 

13名も無き豚民:2016/12/05(月) 12:20:29 ID:PWZUHFzF
男「うえ〜ん・・・うえ〜ん・・・」 

女「ちょ・・・何でかばうの!?」 

幽霊「だって・・・男さんは良い人だから」 

女「・・・」 

男「幽霊・・・」 

幽霊「変態ですが」 

男「やっぱりそうか!?」 

幽霊「でも、私を怖がらないで受け入れてくれた人・・・悪い人ではないです」 

女「悪くないのは分かってるんだけど・・・」 

男「よくいった幽霊!お礼にほっぺプニプニしちゃおう!」 

幽霊「みにゃあ///」プニプニ 

男「かわいい」ニヘラァ 

幽霊「・・・やっぱり変態じゃないですか」 

女「・・・」イライライライライラ 

14名も無き豚民:2016/12/05(月) 12:21:00 ID:PWZUHFzF
男「女どうした?」 

女「・・・」 

男「?おい、どうし・・・」 

女「うるさい!」ドガ 

男「グヘッ・・・」 

女「私・・・行く。あんたんちに泊まるわよ!」 

男「ええええぇ!?何その一昔前のエロゲみたいな展開は!?」 

女「・・・だって、そこに今にもあんたに襲われそうな子がいるし」 

幽霊「コクコク」 

男「コクコクじゃねぇぇぇぇぇぇ!!てめぇら幽霊に人権ねぇだろうが!!俺に好き勝手やられてりゃいいんだぁ!!」 

幽霊「ヒィ・・・」 

女「あんた・・・最低!!!!!」ドガドガッ! 

男「ぐへぇぇぇぇ!だから・・・冗談だし・・・やりすぎだし・・・」カク 

幽霊「男さん!?」 

15名も無き豚民:2016/12/05(月) 12:21:42 ID:PWZUHFzF
男「というわけで今、俺は帰宅路についている。俺の高校の保健室で 
しっかりと治療してきたから大丈夫だ。」 

幽霊「誰に話してるんですか?」 

男「天使」 

幽霊「ビク」 

男「・・・?」 

幽霊「え?あ、いや・・・大丈夫です・・・」 

男「(・・・やっぱり天国の使者である天使の事が怖いんだな。成仏したくないってか)」 

女「あんたの家どこ?」 

男「ここだ。なんだよ。いつも来てるだろ。ベッドに」 

女「死ね」 

男「いやだといったら?」 

女「ここでころころす」 

男「どちらにしろ死ぬじゃねーか」 

幽霊「どうぞ〜汚い家ですが・・・」 

女「いえいえ・・・」 

男「俺の家だし」 

16名も無き豚民:2016/12/05(月) 12:22:06 ID:PWZUHFzF
男「まぁ、そんなことを言ったから俺はころころされかけたんだが」 

女「…これによるびっくり感的なの出そうとして、コメ来るの待ってたら他のSSに夢中になってたん 
でしょ」 

男「すみません」 

女「しかし、あんたんち、食べ物少ないわね」 

男「空気で栄養補給してるからな」 

女「…なんか悲しいわ」 

幽霊「私と一緒に一生何も食べられない生活をしましょう。男さん♪」 

男「!!今のはプロポーズと捉えて…」 

幽霊「ただの死への勧誘です」

17名も無き豚民:2016/12/05(月) 12:22:33 ID:PWZUHFzF
男「それじゃ買い出しいってくるか。もちろん経費は…」 

女&幽霊「男」 

男「…だよな」 


男「ということでスーパーに行く途中です」 

女「誰に言ってるのよ」 

男「しかし幽霊。なんでお前に触れるんだろう?」 

幽霊「私が憑いてるからでは?」 

男「…それじゃ物も食べられたりして」 

幽霊「!!」

18名も無き豚民:2016/12/05(月) 12:22:53 ID:PWZUHFzF
男「試しに」ガチャン 

幽霊「な、なんですか、それ?」 

男「うんとねー…緑のナメクジの体液」 

幽霊「ヒィィィィィィィ!!」 

女「なわけないでしょ!メロンそーだよメロンソーダ!!」ドガッ 

男「いだ…やめろ…死ぬ…」 

幽霊「メロンソーダってなんですか?」ポカーン 

女「え?あ、メロンをジュースにしてソーダにしたのよ。おいしいから」 

幽霊「あ、ありがとうございます」 

男「…今地面で倒れている俺の心配は…(…メロンソーダも知らない…一体どの時代の死者なんだ? 
気になってやってみたが…いや、服装自体は女子中学生…どういうことだ?)」


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